妊娠でおよそ80%くらいの人が経験するというつわり。
私も無事に経験しました…
辛かった時に、ネットで同じように辛い思いをしたけど乗り越えたよ!こんな事して対処したよ!っていう投稿を見て乗り越えれたようなものです。
そういった経験した先輩達の言葉が一番助けになって、気持ちも前向きになったので、私もつわりで辛い思いをしてる人がちょっとでも楽になるように経験談書きます。
[aside type=”warning”]これから子供を作る予定がある方、将来子供がほしいと思ってる方は見ないほうがいいです。
知らないまま妊娠したほうが私的には良いと思います笑
私も辛さを知っていると構えてしまうので、知らないまま経験して良かったです。
もちろん、先に色々知りたいという方は是非読んでみてください![/aside]
▽では、ここから私のつわり体験談です▽

目次で流し読み
最初のつわりは妊娠が発覚した6週目
最初につわりの症状が出たのは、妊娠に気付いた6週目ごろです。
突然、吐き気で気持ち悪くなって3日間も寝込んでしまいました。
車酔い?のような、胃が気持ち悪いだけじゃなくて頭も気持ち悪い。
車酔いする人で、車内の臭いで気持ち悪くなるって分かりますかね…それと同じ感じで、息を吸うと頭がスーーーッと気持ち悪くなる?感じでした。
結局、妊娠検査薬でつわりと分かり、3日過ぎたら吐き気も治まってました。
8週目の後半に本格的なつわり
8週目まで特に何もなく、元々自律神経の乱れで肩凝りとか頭痛とかめまいがあってそれは悩んでいたけど、吐き気とかつわりの症状は無かったです。
ゆずのライブもあって、普通に参戦できていました。
…がしかし…
ちょうどそのライブの翌日に、強烈な吐き気に襲われました…
今でも思い出すと鳥肌立ちます。
例えるなら一日中車酔い状態。
でも、車に乗ってないし普通なら気が休まるはずの家にいる。
だけど車に乗ってかなり酔ってる状態が一日中治まることなく続いたのです。
しかも3日間も。
仕事は在宅ワークだけど、さすがに無理!
フリーランスでやってるから、もう仕事も3日間やらずにとにかくベッドで安静に横になってました。
というか、ベッドから出ることすらできませんでした…
体調の様子を記録したのがこちら
「トツキトオカ」という、今何週目かカレンダーで見れたり赤ちゃんの可愛いイラストと一緒に色な記録ができたり情報を読めたりする妊婦さんに人気のアプリを使っています。
ちなみに、旦那とも共有できるのでオススメ!
それで毎日の体調も記録することができて、↓こんな感じで顔のマークでその時の様子が一目で見えるようにしています。

この5/28〜5/30までの涙を流してる顔のマークが一番最悪な症状の状態の時です。
3日間も治まることなく、吐き気に襲われました…
もう人生で一番体調が悪かった時だと思います…
幸いにも私は吐くまではいかなかったけど、とにかく吐き気が凄くて家事どころか起き上がることすらできませんでした。
こんな思いするなら妊娠なんてしなきゃ良かったと本気で思いました。
それぐらい辛かったです…
楽しい妊婦生活だと思ったけど、現実は1ヶ月間の地獄が待っていた
町中でも妊婦さんはよく見かけるけど、お買い物してたり旦那さんとお出かけしてたり何だかみんな幸せそうでいいなー、私もあんな妊婦生活にするんだろうな(*^ω^*)☆
……なんて思ってたのは過去の話。
現実は甘くなかった。
町中で楽しそうにしている妊婦さんは、安定期に入って体調も安定してるか、つわりが軽かったりそもそもつわりが無かった方々の事。
ほんとの妊娠生活のスタートは地獄です。
つわりという言葉はもちろん知っていたけど、辛さまでは知らなかった。
(ただし、つわりは人によって程度や期間や症状が違うそうで、つわりが軽い人もいれば無い人もいれば、出産まで続く人もいるそうです。)
終わりの見えない地獄の始まり、家で寝たきり状態
8週目後半から終わりの見えない地獄の始まりでした。
↑にも書いた通り、つわりの程度や期間は人によるので「いつ終わる」かが分からないんです。
私の場合は、強烈な吐き気が8週目〜12週目ごろまで約1ヶ月間続きました。
何度も言いますが、車に酔った状態が毎日でいつ終わるか分からないんです。
私は終わってみると1ヶ月間続いていました。
もう家事どころではありません…家事は旦那と近くに住んでる義弟に丸投げ。
実家の親も駆けつけてきて、2週間も家事をやってくれました(ToT)
冗談抜きで、呼吸して生きるのが精一杯でした(ToT)
ご飯が食べれず体重が1ヶ月で4kg減
もちろんご飯なんて食べれないので、体重はどんどん減りました。
まあ在宅ワークになって体重が増えに増えてたから、体重が減ったことに関してはちょっとラッキーと思ってしまいました笑
(今から出産まで体重増えちゃうし…)
家から一歩も出てないのに、ご飯食べてなくて体重が減ったということは、普段から食べる量多いんだろうなーと分かったり…
今だからそんな事が言えるけど、つわり中はそんな事考える余裕もなく、
体重増えたー!ダイエットだー!でも美味しいもの食べたいー!って言ってた頃が羨ましかった。
私が経験したつわりの種類。終わりの見えない辛さに精神的にも参ってしまう
つわりには、「吐きづわり」と「食べづわり」と「臭いづわり」「寝づわり」と「よだれづわり」と色々あるそうです。
吐きつわりは吐き気や嘔吐、食べづわりは食べないと気持ち悪くなる、臭いづわりは食べ物や生活臭の臭いで気持ち悪くなる、寝づわりはとにかく眠くなる、よだれづわりはよだれが止まらなくなる、といった感じだそうです。
これも人によって違って、症状の重さも期間も人によりけり。
私の場合は「吐きづわり(吐かなかったけど)」と「食べづわり(途中から)」「臭いづわり」「寝づわり」がありました。
特に吐き気が一番酷くて、食べないものだから途中から胃がからっぽになって更に気持ち悪くなっておにぎりとかゼリーやバナナやトマトを食べました。
臭いづわりは、最初は家の中の普段は気にならない臭いがダメになりました。
芳香剤とか寝具の匂いです。もう嗅覚が犬並みになったように敏感になるので、ちょっとでも芳香剤の香りがすると気持ち悪くなってました。
更に温かいご飯の匂いもダメになって、旦那がご飯作ってる時は寝室のドアを閉めて耐えてました。
寝づわりは、普段は寝ない昼間に気付いたら意識なくなって寝てた!みたいな時が何回かありました。
1週間も2週間も続くと、体力は減り生きる事に精一杯。
1日を過ごすの精一杯。
そして終わりが見えなくて精神的にもかなり参ってしまいました。
二度と経験したくない…二人目を躊躇ってしまう…きっと二人目も作るんだろうけど…
私はこうしてつわりを乗り越えた
病院の先生の「まだ軽いほうだから治まってくるからね、どうしてもしんどい時は薬があるからおいでね」の言葉
さすが何百人、何千人?と妊婦さんを支えてきた先生!
私の場合は「まだ軽いほう」だったみたい。
軽いという実感はまーーーーーーーったく無かったけどね笑
でも先生にそう言われると気が楽になったのは確か。
あと、つわりは病気ではなく生理現象だから薬があるわけでもなく耐えるしかないのが現実。
しかし、例えば吐き気なら吐き気を抑える薬はある!!
あとつわりが重症化すると、病院で点滴を打ってもらったり入院したりもする人もいるんですよね。
「しんどくなったら薬あるからおいで」
この言葉ほど安心できる言葉はなかったです。
結局耐えるのに必死になりすぎて病院には行かなかったけど、楽になる手段が用意されてるという安心感は救いになりました。
家族の理解
家族の理解があったのも大きかったです。
旦那と近くに住む義弟、男性でこの辛さが分からないにも関わらず文句一つ言わず洗濯・掃除・ご飯の用意・私が食べれるものを買いに行くなどこなしてくれました。
もちろん義両親も気を遣って色々持ってきてくれたり、私の親も駆けつけてきて家事を全部やってくれました。
私は家事の心配をする事なく、つわりに耐える事に集中できました。
仕事が休めた
在宅ワークで良かったと思えた瞬間。
家で仕事しているので、仕事する→気持ち悪くなったら休む→仕事するを繰り返していました。
もちろん普段通りの量をこなせないので、収入は減りましたが仕事を減らして乗り越えました。
ネットでつわり体験談や楽になる方法を検索して読む
ネットで「つわり いつまで」とか「つわり 辛い」とか検索しまくってました笑
あまりにも辛すぎて、藁をも掴む思いでちょっとでも楽になる方法ががないのか探してました。
私が行った吐き気の対処法
- 氷を舐める
- 炭酸を飲む
- トマトやバナナを食べる
- 吐き気に効くツボを押す
- 呼吸を吸って長く吐くを数えて気を紛らわせる
つわりを経験した先輩達の体験談も物凄く心強かったです。
自分だけじゃない、他の人も辛い思いして乗り越えてる、みんなが通る道、って思えたのは気持ちの支えになりました。
▽参考▽
妊婦さんのSNSで共感してもらう
妊婦さんのSNSがあるのを知って、そこを読むだけでも同じように苦しんでる人の投稿を読めたり、自分も投稿する事で「分かる分かる!」「大丈夫!絶対終わるから!」って返信があったりして物凄く心強かったです。
ちなみに「ママリQ」というSNSアプリです。
もちろん、つわりだけじゃなくて妊娠時の悩みや嬉しかった事や、性別についてだとか、色んな投稿があるので将来のこんな感じかな?って見るのも楽しめます。
つわりには必ず終わりがある
つわりには必ず終わりがあります。
この言葉は気持ちの支えになりました。
1週間で終わろうが、出産まで続こうが、つわりは妊娠時の時だけなので必ず終わりがあります。
終わったら世界がバラ色に見えると書いていた人もいましたが、まさにその通りです笑
つわりを経験して世の中の全ての母や妊婦さんを尊敬
なんやかんやで、12週目を過ぎた頃に吐き気がちょっとずつ弱まって、15週目の今はつわりの症状はほぼ治まりました。
出産まで続いたらどうしよう……と不安でいっぱいでしたが、平均的なつわりの期間で終わったみたいです(ToT)
辛かった…ほんとに辛かった…
つわりで苦しみながらも、世の中のお母さんや妊婦さんを尊敬しました…
辛さは人によりけりだけど、こんな思いして産むなんて「母は強し」という言葉も納得。
出産する時もかなり痛いと聞いてビビってる私ですが、つわりの辛さを経験すると出産の痛みは終わりがハッキリしてるからまだマシなんじゃないかとも思ってます。
ネットで先輩ママさんの話を見てみると、出産よりもつわりの方が辛かったという意見が多かったです。
つわりが酷いと出産が楽だったという声もよく見かけます。
それで少しでも落ち着いて出産の本番を迎えたいと思います。
余談
余談ですが、つわりはほとんどの人が起こるにも関わらずメカニズムはあまり分かってないらしく、つわり専用の薬や治療もありません。
しかも、国によってつわりの症状も違うらしく、日本人は吐きづわりが多いけど、アメリカ人は吐き気はほとんど無いらしい。
なんて羨ましい……
だけど、自分で経験してみて思うことがあります。
つわりは、「妊娠したことに気づかせる」「強制的に安静にさせる(妊娠初期は流産リスクが高いため)」、「余計な栄養とらないように食欲を抑えさせる」って意味があって起こるんじゃないかと思いました。
つわりが無かったら妊娠に気付くのが遅くなるし、元気だったらきっと無理したり体動かしまくったりしちゃう、好きなものばっかり食べて栄養過多になるんだと思った。
今はエコーとかも進化して、妊婦指導とかも病院がやってくれたりして、そんなつわりとか無くていいから!って思っちゃうんだけど、体の事なので受け入れるしかないのですね(ToT)
あと、吐き気で気持ち悪くなる時って自分の車の酔い方と似てる!
私の場合は、車に酔いやすくて車内の臭いで気持ち悪くなって酔うタイプです。
つわりの吐き気も同じ感覚だったので、日頃の酔いやすさや特徴とつわりの気持ち悪さは関係あるんじゃないかな?って思ったりもしてます。
1ヶ月間も寝たきり状態で、気付けば季節は夏になっていて気温も上がっていて驚きました。
今はつわりも治まってきて、次は妊娠前からある肩凝りと頭痛と梅核気との戦いです( ;∀;)
まだ食欲は湧かないけどちょっとずつご飯も食べれるようになってきて、散歩にも出かけれるようになりました。
赤ちゃんも元気に育ってくれていて、何より一安心。
出産までの時間を大事に過ごしていきたいと思います。