コラム

そのニュース必要?これからは自分で情報を選ぶ力が必要

そのニュース必要?

今までは当たり前のようにニュース番組を見ていた

朝はめざましテレビで最新ニュースを見て、流行の話題のコーナーを見て、占いを見て出かける。

通勤途中の電車の中ででニュースアプリやSNSチェック。

これは私が会社に勤めてた時の朝の情報に関するルーティンでした。

たぶん、多くの人が同じような感じなんだと思います。

(めざましテレビではない人も多いとは思いますが笑)

流れてくるニュースは全部必要?

でも最近、

ニュース番組を必ずしも見る必要ないのでは?

と思いはじめました。

流れてくるニュースを全部見る事でムダな時間や頭を使っていないか?

テレビや新聞のニュースはネガティブが多い

当たり前の人には当たり前かもしれないけど、

テレビや新聞のニュースはネガティブ要素が多い。

テレビは要らない情報までとってしまうテレビは必要ないネガティブ情報まで取り入れてしまう
  • 住んでるところよりずっと遠くの地域での事故のニュース
  • 芸能人のゴシップ
  • 関係ない学校や会社の不祥事
  • 炎上系ニュース

やっぱりネガティブなニュースって視聴率がとれるらしいですね。
確かに平和なニュースや良いニュースよりも、芸能人の○○が浮気したとかの方がおお!ってなる気持ちは正直分かります笑

ネガティブなニュースは自分の心をダメにしていく

こんな記事がありました。

心理学者によると、ガティブで暴力的な報道は深刻で長期的な心理的影響を与えるといい、それは単に悲観的になる、あるいは非難するといった感情をもたらすだけにとどまらない。メディアの暴力と心理的影響を専門とするイギリス人心理学者デイヴィ・グラハム(Graham Davey)博士によると、メディアの暴力はストレスや不安、抑うつ症状を増大させ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こす要因にすらなるとしている。

引用:悪いニュースを毎日見続けていると、心にどのような影響を及ぼすか

ネガティブなニュースって知らず知らずのうちに自分の心をダメにしていくという事が研究結果でも出てるんですよね。

「ネガティブなニュースは、人の感情に大きな影響を及ぼします。特に、被害を強調して放送したり、感情的な内容を多く含む傾向がある場合、その影響は顕著です」とグラハム博士はハフポストUS版に語った。「特に、ネガティブなニュースは個人的な不安に影響を及ぼします。ネガティブなニュースを見ると、自身の不安を、より脅威的で深刻に感じてしまう傾向があります。そして一度心配し始めると、不安をコントロールするのが難しいと感じ、平常時よりも大きなストレスを感じてしまうのです」。

引用:悪いニュースを毎日見続けていると、心にどのような影響を及ぼすか

確かにニュースは視聴率のためにネガティブなニュースを流して、それを毎日毎日しかも頭がより活性化される朝に見るという事は心にかなり大きな影響を及ぼしそうです。

ネガティブ情報些細な事でもネガティブニュースを知らず知らずのうちに受けてしまう

何事にもネガティブに考えてしまう思考になってしまうのが怖いですね。

ネガティブは強い力を持っているとも言われています。

1のネガティブを打ち消すには、その3倍のポジティブ要素が必要

と仕事関係の人に聞いた事もありますがこれは凄く納得しています。

ちなみに…SNSもネガティブ要素が強い

根本的に人はネガティブ要素に反応しやすいので、ニュースだけではなく自然とSNSもネガティブ要素が多くなります。

  • 炎上ツイートには更に人が集まる
  • ネガティブ発言に人が集まりやすい

炎上すると一気に広まりますよね。
感情的になる一部の人が更に炎上させて、普段は温厚な人も引き込まれてしまう傾向もあります。

ネガティブな感情が含まれているつぶやきは心疾患のリスク上昇に関係するという研究結果が、この1月に米国ペンシルバニア大学の研究チームによって発表されたからだ(参考:ペンシルバニア大学の論文)。そして驚くべきことに、こうしたTweetは、肥満や喫煙などの因子よりも高精度で心疾患のリスクを予測するのだという。

引用:Twitterに攻撃的な発言やネガティブな書き込みをすると心疾患になりやすい!?(2015年3月11日) – エキサイトニュース(1/3)

こういう研究結果も出されていました。
補足でSNSユーザーは比較的年齢が若いため、心疾患のリスクは上の世代と比べて元々低いというんこともあるようですが、心の影響はあるという結果になるみたいです。

ネガティブを発言するだけじゃなくて、それを見たり聞いたりする側も受動的にネガティブを受けてしまう事になるそうです。

見るニュースを「自分で選ぶ」

ネガティブニュースはなるべく避けたいところ。

重要なのは、ニュースも全てが悪いわけではないということ。

ネカディブニュースを避けようとしすぎて、自分に必要なニュースまで逃してしまっては本末転倒。

それには見るニュースを「自分で選ぶ」スキルをつける事が必要になってきます。

【見る良いニュースを自分で選ぶ例】

  • 天気予報
  • 自分に関係ある地域のニュース
  • 自分に関係ある仕事のニュース
  • 好きな芸能人や応援している有名人のニュース
  • 趣味に関係しているニュース
  • 社会問題になる大きなニュース

【見ないニュース例】

  • 芸能人・有名人のゴシップ
  • 学校・企業の不祥事のニュース
  • 自分とは関係ない事故・事件のニュース
  • 炎上系
情報を選ぶ力自分で取り入れるニュースや情報は選んでいく

ニュースだけではなくてSNSも同じですね。

あと、特に芸能人のゴシップニュースは本当に取り入れる必要がないですよね。
噂話に反応してしまうのは正直分からなくもないですが、見ると自分のメンタルへのリスクがあると考えると見なくていいという事が分かります。

ニュースアプリだと自分に関係ある情報を自然と選んでいる

今ではテレビを見なくともスマホで主要ニュースを簡単にチェックできるようになりました。

スマホでニュースをチェックする時は、自然と自分に関係・興味のあるニュースを選んでいると思います。

スマニューなどのニュースアプリを使って主要ニュースのタイトルだけ流し見すれば大体の事が分かると思います。

これからは自分で選んでいく力が必要

これからは、流れてくるニュースだけを見るのではなく、自分に必要なニュースを自分で探して自分で取りに行くという力が必要になってくると思います。

自分で選ぶ力は何度も何度もやっていけば質は向上していきます。

最初は選び方を間違えたとしても、やっているうちに自分に有益で良質なニュースをすぐに見つけられるようになります。

日頃から、「自分にとって必要なニュースか?」と考えながら情報を選んでいくことで流れてくる情報に左右されずネガティブ要素を最小限にすることが可能です。

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akane
フリーランスWebデザイナー・ブロガー・ママ。兵庫県在住。 ライフスタイル・シンプルでゆるい暮らしを目指し中。