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栄養学は学校で学ばない
栄養学(といっても色々あるけれども)は、学校では学びません。
家庭科の授業で栄養について学ぶ時間があるじゃないか!
と思われるかもしれませんが、わたしが学んだのはまず根本的に違うくて、家庭科の授業で学ぶものとは違います。
健康についての真実は学ぶことができないです。
だからこそ、「え!そうだったの!」という驚き満載なのが栄養学。
最近ちょっとずつブログなどで見かけるようになったけれども、栄養学の内容っていうのは世間に普及すると都合が悪くなる方々がいるのであまり大々的に出ないんじゃないかとも思います。
わたしが学んだのは全国の小学校で食育の講演もされている先生でした。
すごく分かりやすくて知らないことばかりで学んでいて面白かったので、学んだ一般人としていくつか紹介します。
1.“水”を1日1.5リットル以上飲む
あくまで“水”です。
お茶やジュースではありません。
私は最初ものすごく驚きました。
なんせ、1日500mlも飲んでなかったから逆に「そんなに飲んで大丈夫なの?!」って思いました。
ちなみに、国が推奨しているのも「水を1日1.5リットル飲むこと」です。
人の身体の60%は水であることは学校でも習うことだと思います。
だけど、その水が28日間で身体の中を循環して排泄されることを知っていますか?
身体の中の循環してお掃除をしたり、血液の流れを良くしたりなどの重要な役割を水が行ってくれています。
水をあまり飲まない人の身体にある水は、沼のようなドロドロ水だそうです。
水をよく飲む人は、綺麗な川のように順調に循環がされているそうです。
あくまでわたしの場合ですが、水を1日1.5リットル飲むようになって変わったことは、
便秘改善、頭痛がなくなった、代謝が上がって痩せれた、体調がよくなった
などの劇的に変化しています。
一時期(ちょっと前)水を飲むのを忘れていたことがあって、体重増えたことがあります。
今水をまたちゃんと飲むようにしたら順調です。
水を飲むときの注意
・できれば冷たい水ではなくて、「常温」か「温かい白湯」が良いです。
冷たい水は身体を冷やしてしまいます。冷やしてしまうと体温が下がり免疫力ダウンします。
・スポーツなどの激しい運動の時は、水ではなくて塩分や栄養分があり砂糖が入っていないドリンクが良いです。(通常のスポーツドリンクは砂糖が入ってるので注意)
・お茶やジュースを1日1.5リットル飲むと身体に良くないです。あくまで水です。
・水道水は避けたほうが良いです。殺菌のために入れられる塩素が含まれるので身体にあまり多く取り込まないほうが良いです。綺麗なミネラル豊富な水が良いです。
2.白い砂糖をなるべく避ける
砂糖って実は猛毒なことを知っていますか?
「糖質制限」というのも流行っていますが、その前に「砂糖」について知っておくと良いです。
猛毒になる砂糖は「白い砂糖」です。
生成された砂糖は実は身体にとって非常に危険なんです。
糖分というのは重要な栄養素の一つですが、簡単にいうと本来の糖分というのは食べ物から摂取して身体で分解して糖分として栄養になるのが本来なんです。
生成された白い砂糖は、分解という段階を飛ばしてダイレクトに身体に入ります。
すると、糖分を管理して運ぶインスリンが来なくなり(だいぶ説明はしょってます)、結果的に糖尿病になる原因になります。
しかし、現在に溢れている食品のパッケージの裏を見てほしいのですが、ほとんどの食品に「砂糖」が入っています。
子供がジュースを飲んでいるのを見ると心苦しくなります。。。
今更、白い砂糖を摂るのを0にするというのは難しいと思います。
ちなみに、摂っても大丈夫な砂糖は「茶色い(色が付いた)砂糖」です。
今からゼロにするのはかなり厳しいので、白い砂糖は身体に良くないという事を知っておくことと、なるべく料理に入れない、入れるなら茶色い砂糖を入れるように心がけるしかありません。
(私もお菓子とかスイーツ大好きなので、ゼロにすることは目指していませんが、日頃なるべく避けることはできます。)
3.生の野菜をたくさん摂る
昔から野菜は沢山食べましょう!と言うと思いますが、これは本当のようです。
ただし、熱を通した野菜ではなくて、新鮮な生の野菜や果物です。
(果物は栄養が高い皮や種を捨てて、実だけを食べてしまうのと、糖分がかなり高いの食べ過ぎに注意)
野菜の何を摂りたいのかというと、酵素、食物繊維、ビタミンなどの栄養です。
1で水を飲もうという話を書いてますがこれも序章で、さらに食物繊維や酵素やビタミンなどの栄養もあると更に身体が元気になります。
酵素も食物繊維もビタミンなどの栄養も、熱を加えると流れていきます。
野菜の煮物なんかも、栄養はほとんど汁に流れてしまって、その汁は捨てちゃいます。
茹でた野菜には栄養はほとんど残っていないです。
どちらかというとその汁を飲んだほうが・・・笑
酵素というのは、身体を作るために必ず必要なものです。
いくら栄養を身体に放り込んでも、酵素がないとエネルギーに変えることができないんです。
ちなみに、ご飯の前に生の野菜を食べるだけでも全然違うんですよ。
消化するときに生の野菜を食べておくと、ムダな脂質などが吸収されにくくなったりとダイエット効果も期待できます。
4.植物性のタンパク質を摂る
タンパク質はお肉にも含まれますが、できるだけ大豆などの植物のタンパク質が良いです。
タンパク質は身体を作る土台の役割をしてくれます。
家を立てるときの土台や壁のと同じような役割です。
タンパク質が少ないと、薄くてもろい壁の家ができていしまいます。
身体を作っている材料のほとんどはタンパク質です。
5.腸内環境を整える
水を飲む話も、この腸に関係してきます。
腸は身体の中でも特に重要な臓器なんです。
もっと詳しく専門的に学ぶ場合は、腸内環境についてを専門にしている方の話を聞くと良いです。
わたしは腸内環境はまだ学び出しはじめなので簡単に分かることだけ書いておきます。
腸内にトラブルがあると体中に反映されます。
恐らく栄養をしっかりとできている人以外の腸内はあまりよろしくないと思われます。
腸には大きくわけて善玉菌と悪玉菌と日和見菌の3つがあるのですが、日和見菌は善玉にも悪玉にもなる菌です。
日和見菌が悪玉になるか善玉になるかによって腸内環境が変わります。
悪玉菌になる行いは、水を飲まない・生の野菜を食べない・ジャンクフードが多い・運動しないなどの生活習慣によって悪玉菌にしてしまいます。
この腸内環境によって、健康になりやすくなったり、太りやすくなったり、美肌になったりします。
腸内環境を整えることで、ほとんどの身体のトラブルが解消されるとまで言っても過言ではないのかもしれません。
具体的には、
水を飲む、生の野菜を積極的に摂る、ジャンクフードを減らす、運動をする、食物繊維を摂る、乳酸菌(砂糖に注意)を摂る
などの日頃の生活習慣によって良くなります。
この腸内環境っていうのはかなり今知っておいたほうが良い栄養学です。
“知る”ことで世の中に溢れている食品に惑わされない
こういった栄養学の分野の肝は「知る」ことと個人の心の問題です。
中には「水なんていらんいらん!」って言う人もいます。
それぞれの判断なので、いくら知識が入ってきても本人が「NO」といえばそれまでです。
本当のこういった知識があまり世間に広まらないのは、広められると困る人がいるんだと思います。
例えば、ジュースなんかはまさしく良い例で、ストレートに言うと砂糖と添加物の塊です。
実はジュース(例えばオレンジジュース)というのは果物を使わなくても、添加物と砂糖で作れるんです。
しかも添加物の種類を変えて色素を入れれば、ぶどうジュースやいちごジュースに変わります。
(実際に、作る様子を見せてもらったことがありますが、見たらもうジュースが飲めなくなりました。)
おそらく知った人はジュースを飲むことを辞めます。
ただ、広まってしまうとジュースが売れなくなるので商売になりません。
あくまで想像なので実際はもっと複雑な事情が絡んでくるのだと思いますが、必ずしも世間に出ている「広告」や「謳い文句」が本当かどうかは別問題です。
どんなに「野菜が1日分摂れる野菜ジュース!」といってもそこに「砂糖」入ると栄養が壊れます。
砂糖って栄養素も壊してしまうんですよ。
しかも野菜は加熱処理されるはずなのでその時点で栄養が残っていない状態です。
濃縮還元というのも注意。
濃縮還元ってなんか良さそうに見えるのですが、実際は濃縮還元の製法で栄養が残ることはありません。
結局、砂糖だけとってしまうことになります。
しかも「ビタミンCだけ」のように単品で摂っても意味がなくて、
そこに、ビタミンAやらタンパク質やら酵素やらなどの栄養と組み合わせてはじめて身体にとってのエネルギーになります。
水+食物繊維+酵素+タンパク質+脂質+糖質+その他各種栄養などをすべてバランス良く摂ってはじめて動くんです。
・・・・というように実は知らないことって沢山あるんだなと思います。
そこまで学校で習うことはいまのところ無いし、親から教えてもらうこともないので、自分から情報を取りにいかなければ知ることができないので、積極的に学ぶと面白いですよ。
そこで“知る”ことが自分の身体のためになるんだと思います。
まとめ
他にも沢山ありますが、簡単に栄養学書いてみました!
栄養学はいまわたしも積極的に学んでいっています。
あくまで私は専門家ではなく、専門家から学んだ一般人なので合わせて専門家の方が配信している情報がネット上だけでも沢山あるので一緒に読むことをオススメします。
なんで健康の事を学んだほうが良いかというと、日頃の生活習慣を気をつけておくと頭が活性化されてストレスが溜まりにくくなるんです。
それだけでも生きていく途中のメリットが沢山。
ただただ健康健康というと「病気にならないため」という認識になるかもしれないですが、それも大事だけど日頃の考え方だとかストレスだとか美容だとかの質が向上するんです。
質が向上すると毎日の幸せ度がアップします。
これは大きな変化になるし、メリットが沢山あるので、積極的に栄養学の情報をとりにいくのはオススメです!