こないだ久しぶりにちびまる子ちゃん(昔の)を見てたんです。
昔のちびまる子ちゃんは私がまだ小学生だったので、ただ単に楽しくて見てるだけでした。
でも大人になって見てみると精神的にも成長して言葉の理解度もあがってくるので、子供の頃に気づけなかった事に気付けたりします。
その中で「おおっ」と思ったのが花輪くん。
花輪くんといえば、お金持ちで自分のセレブさを自慢するナルシストだけれども、紳士的で知識豊富で成績優秀でモテるうえにクラスメイトからも頼りにされる事が多い王子様キャラ。
そんな彼の言う言葉が実は人生が楽になる奥が深いものばかりだった。
花輪くんが教える人生が楽になる言葉
未来や過去にしばられるような生き方は自然じゃないさ、肝心なのは今なのさ。
明日は自分で作るものなのさ。
ちびまる子ちゃん/第69話 まる子ノストラダムスの予言を気にするの巻
“1999年に人類が滅亡”するというノストラダムスの大予言がブームになった時のお話。
まる子の学校や家でも大予言で大騒ぎ。
そんなみんなに対して花輪くんが放った一言。
クラスメイトは「え?」とよく分からない顔をしていたけれど、この言葉は人生が楽になるヒントがある。
未来への不安、過去から来る失敗体験やトラウマ、そんな事に縛られて疲れてしまうよりはきっと「今ここにいる事の幸せ」を感じる事「幸せでいていい」と受け入れる事で毎日の重荷が軽減されて、自然な生き方ができるんだと思います。
明日を作るのはノストラダムスの予言ではなくて自分なんだ、そんな言葉でした。
こういう状況ならこういう状況でなげくよりも、楽しむ努力をしたほうがいいだろ。
どんな状況でも楽しむことが人生を有意義に過ごすコツさ。
ちびまる子ちゃん/12巻
生きている中で壁があったり、思い通りにいかないことだってあります。
そんな時に悲観的に捉えるよりは、その思い通りにいかない事すら楽しむ事ができたら世界は楽しい事だらけ。
僕の人生はいつも一人旅さ
ちびまる子ちゃん
カッコイイ。クールです。
どんな場面で言っていたのか忘れてしまったのですが、誰かに依存するのではなく自分で決めていくという解釈をしています。
双子になっても僕は僕さ、お互いを束縛せず自由に生きるのさ。
ちびまる子ちゃん/第84話
まる子が双子に憧れる話。
たまちゃんが花輪くんに「花輪くんが双子だったらどんなかなあ~?」っていう質問の答えです。
双子だろうが一人だろうが僕は僕、双子だから束縛もなく自由に生きる。
双子だけでなく姉弟や夫婦、親子にもいえることなのかもしれません。
花輪くんはインド哲学が好き
いかがでしたか?
ちなみに、花輪くんのプロフィールを読んでみると趣味に「インド哲学」が入っていました。
これで数ある名言が出てる理由も分かる気がしました。
確かに作中でもインドに関するグッズを披露していたりしています。
私はインド哲学に詳しいわけではないけれど、日本でもよく考え方の一つとして取り入れてる人も多いようです。
今もベストセラーの「夢を叶えるゾウ」もインドのガネーシャがモデルになっています。
小さいころは何いってるか分からなかったけど、大人になってもう一度読むとそこには生き方のヒントになるメッセージが沢山あったりします。
ちびまる子ちゃんは大好きな作品です。
1巻から読んでみようかな♪