エッセイ

東京という街

今日は都内へお出かけ。


愛媛県で生まれ育ったわたしは、東京とかもうテレビの中の世界で一生行くことはないんだろうなと思っていた。

でも今こうして生きてみると、東京に遊びにいくのは当たり前になっている。

今まで、岡山と大阪にも住んだことがあるけど、ふと慣れてきた東京を見ると不思議な街。

本当に色んな人がいて、お店もたくさんある。

仕事の種類も多い。

わたしが初めて東京にきたのは就活のとき。

あんまり東京に興味はなかったけど、Webデザイナーになりたかったから東京にいってみた。

すべてが刺激的で、とにかく広いしビルは多いし、歩く人はわたしの存在を無視するようにすれ違っていく。

自分はなんてちっぽけなんだと思った。

東京生まれの人が一瞬だけ羨ましくなった。

結局、最終選考まで残ったけれどもわたしは辞退した。

やっぱり会社に勤めるのが嫌なのと、東京でわたしは生きていけそうにないなと。

結局、ダンナの転勤で横浜に住んでる今。

こうして東京が当たり前になっている。

あんなに刺激的で大きく見えた東京が、今では小さく見えてくる。

視野が広くなったのか、わたしがちゃんと成長できているのか、それとも狭くなってるのか。

このまま東京に飲み込まれるのか。

結局答えは見つからないまま、いつも通り東京にでかけてゆく。

ABOUT ME
akane
フリーランスWebデザイナー・ブロガー・ママ。兵庫県在住。 ライフスタイル・シンプルでゆるい暮らしを目指し中。