Webメモ

奥が深いピンクの色の話

ピンク

Webサイト制作の勉強をはじめて必ず当たるのは色の事だと思う。

デザイン関係では色は重要な分野。

色の心理学っていう本も沢山出てるように、色は使い方次第で人に好感をもたらしたり不快感や注目を集めたりと心理的に大きな影響をもたらす。

色によって特徴や個性があるのだけど、今回はピンクの色について語りたいと思う。

ピンクのイメージ

ピンク

ピンクっていうとどんなイメージを浮かべるだろうか。

ピンクのイメージで調べてみると、「可愛い、女性、子供、お洒落…」などと書かれてあるのはほとんどだけど、あくまで淡めの鮮やかなピンク単体での話。

実はピンクっていうのはどんな顔にもなれる万能色。

同じピンクでも、色合いや組み合わせ表現方法によって全く違うイメージになる面白い色でもあると思います。

ピンクの種類

優しい、ふんわり、可愛い、子供、愛

ピンク

白に近い淡いピンクは、優しい・ふんわり・可愛いといったイメージになります。

一番左端のピンクは赤に近づけた淡いサーモンピンク。最近よく見かけるピンクです。

このピンクは非常に使いやすく、万人に好まれる色です。

元気、明るい、健康的

ピンク

彩度をやや高めにして鮮やかにした基本的なピンクで、元気・明るいといったイメージがあります。

チークの色にもよく使われていて肌の血色が良く見え健康的なイメージもあります。

オーソドックスなピンクですが、濃く鮮やかめなのでちょっと使いづらかったりもします。
このピンクの面積が大きくなると目がチカチカして圧迫感があります。
Webサイト制作では文字色で使ったりワンポイントで使ったりすることが多いです。

古風、和風、日本

ピンク

彩度を落としてくすんだピンクにすると、古風・和風・日本的なイメージになります。

紅藤、あやめ、淡紅梅、桃花色など花に由来するものも多いです。
安定感・落ち着き感があり、ベース色として使いやすいです。

派手、奇抜、目立つ、若い、個性的

pink5

彩度を最高にしてビビットなピンクにすると、派手でとにかく目立ちます。

このピンクは背景色にして面積を大きくとるとかなりインパクトがあります。
個性的な雰囲気も出せるのでとにかく印象に残りやすい色ですが、好き嫌いがわかれる色でもあります。

大人、高級感、ラグジュアリー、ロマンチック、セクシー

ピンク

暗くしたピンクは、もはや紫とか赤とかブラウンに近く見えますが、ラグジュアリー感が出る色合いになります。

安定感があるのでベース色としても使えるし、ワンポイントでも使えます。

ピンクの組み合わせ

ピンク単体だけでなく、他の色との組み合わせによってもイメージが全く違ってきます。

音楽と同じで色の組み合わせにも気持ちよく見える和音と、気持ち悪く見える不協和音みたいなのもあります。

ピンク×白

ピンク

王道の組み合わせ。ピンクだけじゃなく他の色にもいえるけれども、白と組み合わせはほとんど外れる事がないです。

白と組み合わせるときは、白の面積とピンクの面積を意識するのがコツ。
白の面積を多くするとシンプルなイメージに、ピンクの面積が多いとそのピンクが持つイメージに。
まずは面積の比率を意識すれば思った通りのイメージのデザインになるはず。

ピンク×グレー(シルバー)

ピンクとグレー

ピンクとグレー(シルバー)も相性がいいです。

淡いグレーとピンクで、オシャレ感がアップします。
個人的にはグレーがベース色となってピンクを支えるという使い方が安定感があります。

ピンク×黒

ピンクと黒

黒と組み合わせると派手で目立つイメージになります。

ただ、左上のように淡いピンクをベース色として黒を乗せると可愛いさがあり優しさあるオシャレな雰囲気に見えたりもします。

でも真ん中上のように、反転させて黒をベース色として淡いピンクを乗せると優しいというよりカッコいいみたいなイメージになります。

ピンク×水色

ピンクと水色

その名の通り異色コンビのピンクと水色。私は組み合わせるのは苦手ですw
しかしピンクと水色の組み合わせは人気があります。

基本はどちらかを淡くしてどちらかを濃くすれば大体大丈夫です。
もしくは彩度を落としてくすんだ感じの組み合わせにしても大丈夫。
お互いが喧嘩しないように調整することが大事です。
組み合わせを間違えると目が痛くなりますw

水色にも色々あるので、可愛いイメージから派手、不思議なイメージまで様々な表現ができます。

ピンク×ブラウン

ピンクとブラウン

ピンクとブラウンはイチゴとチョコみたいで可愛くガーリーなイメージになります。

黒ほどインパクトがないので、扱いやすく女の子っぽさを出すことができます。
この組み合わせも王道ですね!

ピンク×黄色(ゴールド)

ピンクと黄色

ピンクと黄色はご近所さんの色同士なので組み合わせやすいです。

両方とも淡い色にすると、赤ちゃん・子供みたいなパステル配色になります。

逆に彩度を高くすると、個性的でファッション性のあるイメージに。

彩度を落として暗くすると大人っぽいイメージに。

アクセサリーのピンクゴールドがあるように、可愛く女の子らしさが出ます。

ピンク×ピンク

ピンクとピンク

ピンク×ピンクももちろん同じ色なので組み合わせやすいです。

女性らしさ全開でいきたいときはピンク×ピンクでピンクまみれにするのも有りです。

ベースになるピンクの色合いによってイメージが左右されやすいです。

ピンクを使いこなせば怖いものなし?!

私は以前はネットショップ運営会社で働いていたのですが、とにかく女性にウケることを意識していました。

女性が気に入るものを作れば自然と売り上げってあがるんです。
変な話、女性が集まるところに女性も男性も集まるんです。笑

ピンクは女性に圧倒的な人気がある色です。
まさしくピンクを制する者は…ですね。笑

ピンクは女性のイメージがありますが、男性にもファッションでピンクを取り入れるのはとても好感が持たれます。

ちなみに男性がファッションにピンクを取り入れる時は淡いピンクがオススメ。
ビビットな濃いピンクは女性が身につけてもちょっと威圧感があって距離を取りたくなりますが、淡いピンクは優しく母性も感じる色なので人が安心して寄ってきやすいんです。

万人受けは淡いピンク、個性を出してとにかく目立たせたい時はビビットなピンクです。

この感覚を意識すれば、思い通りにピンクを使いこなすことができると思います。

奥が深いピンク。これからも使っていきたいです♪

ABOUT ME
akane
フリーランスWebデザイナー・ブロガー・ママ。兵庫県在住。 ライフスタイル・シンプルでゆるい暮らしを目指し中。